2018.10.06 2018年 技術・安全・環境委員会 スーパーエコタウン見学会
先週の9月26日、東京都江東区にあるスーパーエコタウンの見学会に18名で参加してきました。
主催は東京都環境局 そして公益財団法人東京都環境公社が委託されている事業です。午前中は城南島地区にある民間施設の見学。この日は㈱タケエイさんとS.P.E.C.㈱さんでした。二施設とも大規模で先進的なリサイクル施設でした。環境を守る為、循環型社会への変革を推進することを目的として、進められた事業だけあって、リサイクル率を高める努力や技術に大変勉強になりました。
㈱タケエイさんでは、大規模な分別施設でした。人が少なく、ほとんど機械化された設備でした。S.P.E.C.㈱の水処理施設。土壌汚染の土を洗浄してセメント材などとして再利用。水も綺麗にして再利用してるとのことでした。
午後は中央防波堤内側埋立地に行ってきました。埋立られる東京湾は実は限られており、30年持たないと言われた場所です。今では、分別や焼却などで、埋立ゴミの量を減らし、70年~100年くらい使えるように努力しているとのことでした。
埋め立て地の地図と現在の埋め立て地の写真です。東京都23区内には、埋立られる土地が無いので、海しかないとのことでした。いずれはここも埋立られなくなります。その後はどうするのでしょうか?
埋め立て地から、都内を一望した写真と見学会の様子です。
我々協会では、毎年見学会を催し解体のこと、環境のことを考えたり、勉強しています。
今回の見学会も循環型社会を目指す為にどうすれば良いのかを考えるうえで、とても勉強になりました。日々の仕事の中で、そして生活のなかでやれることもたくさんあります。社会全体が考え、実践することが、少しでもこの地球環境を長く保つために必要だと感じました。